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食品工場への就職を希望しているけどきついのかなぁ。どんな人が向いてるのかも知りたい。
このような悩みを解決します。
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この記事を書いている僕は、食品工場で4年間正社員の経験があります。 個人的にはきつかったですが、学んだことや良かったこともありました。
パン、菓子、ハム、飲料、冷凍食品など様々な加工食品がありますが、ほぼ工場でつくられていますよね。
生活の中で必ずと言っていいほど口にすると思います。
そんな食品工場で勤務を考えている方、あるいは、総合職で入社し、工場勤務になった方は、ネット上の食品工場はきついとか、やめとけという声を見て、実際どうなんだろうと疑問に思うと思います。
本記事では食品工場経験のある筆者の経験を元にきついのか、どんな人が向いているのか紹介したいと思います。
目次
どんなところがきつい?
基本的に立ち仕事
食品工場に限りませんが、工場勤務は基本的に立ち仕事が多いです。
長時間立ち仕事になりますので、脚の様々な箇所が痛くなることがあります。
重いものを持つことがある
原料や機械の部品を持つこともありますが、1つ1つが結構重いため、体力がない人にとってはきついと感じます。
原料は大抵1袋10kg単位であったり、ものによっては20kgであったりします。
機械の部品にしても、工業用はイメージしているよりも規模が大きく、ちょっとした部品でも10kg以上あるものもあります。
極端に暑い寒いがある
製造する食品によっては、極端に暑い寒いがあります。
例えば、焼いたり蒸したりする工程のある食品だと暑いですし、冷凍食品工場には当然寒い工程もあります。
同じ食品工場内でも、製造する食品のシリーズや工程によっては寒いところ、暑いところがありますので、配属される部署にもよります。
夜勤や時差出勤がある
食品工場は24時間稼働しているところもあり、夜勤や時差出勤があります。
体が慣れないうちはきつく感じるでしょう。
具体的には、深夜の2時から出勤したり、夕方の4時から出勤したりということになります。
出勤時間のローテーションをする場合もあり、夜勤から日中勤務に替わる際に、上手く睡眠時間の調整などできないと寝不足になることもあります。
向いてる人は?
人とのコミュニケーションがあまり得意でない人
営業職や開発職は他部署の知らない人に電話をしたり、会議に出たり、社外の取引先と会ったりと、コミュニケーションを取る機会が多々あります。
一方、製造職でも工場内の人間とはコミュニケーションを取る必要がありますが、工場内の知っている人間と関わることが多いので、コミュニケーションが多少苦手でも比較的大丈夫です。
ただし、どんな職種でもそうですが、コミュニケーションが上手くできないとミスの元になりますので注意は必要です。
特に工場ではミスが大量のロスに繋がってしまうこともあります。
ものづくりに興味がある人
ものづくりが好きな方には向いています。機械で大量に生産しますので、その工程を知ることができます。
また、自分自身が管理、調整する製造ラインでつくられた製品が世の中のスーパーなどで商品棚に陳列されていると嬉しい気持ちになります。
早朝や日中、深夜に余暇が欲しい人
食品製造職は時差出勤を導入しているところが多いです。
例えば深夜の1時や15時に出勤することもあります。
深夜1時出勤すると仕事終わりは昼間です、飲食店など様々な施設が空いている時間帯です。
15時出勤だと早起きできれば午前中から活動できます。多くの人が働いている時間帯を利用できるので、空いているときに飲食店に行けたりできます。
買い物や病院、役所も行けます。
会社や部署によっては社員の出勤時間帯を固定している場合もあれば、ローテーションをしている場合もあるのでどうしてもこの時間帯がいいという人は入社前に確認するといいでしょう。
平日に休みが欲しい人
食品製造職は土日休みではなく平日に休みを取っているところも多くあります。平日+日曜日が休みというところもあります。
平日はどこに行ってもだいたい人が少ないですよね!
そんな空いてる時に旅行もできます。土日に比べて全然混んでいないのでストレスなく遊ぶことができます。
混雑が嫌いな人には向いていると思います!
食品を大量にもらいたい人
これはかなり会社によるかもしれませんが、ロス品をもらえることもあります。
例えば品質には問題ないけど印字がおかしいものであったり、少し配合に誤りがあるものや試作品を配られる場合があります。
もらえた場合、食事の足しになるので食費が浮きます。
また、家族や親戚、友人に配ったりすると喜ばれます!
もちろん、勤めている会社で生産しているものがもらえるので、
健康食品の会社で健康食品をもらえるなら健康志向の人には最適ですね!
お菓子の会社ならお菓子をたくさんもらえるかもしれません!(笑)
まとめ
食品工場の勤務はきつい点もありますが、良い運動になり、体力が付いたりしますし、平日昼間の人が少ない時間帯に余暇を過ごすことができたりと良い点もあります。
食品製造業に就きたいけど向いてるか悩んでる方、食品製造に配属になって落ち込んでいる方のご参考になれば幸いです!