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【経験談】理系大学院で身に付く力5選!デメリットもご紹介!

大学院

悩んでいる人
悩んでいる人

理系大学院への進学を検討しているけど、どんなことが身に付くんだろう。進学するデメリットもあれば知りたい。

このような悩みを解決します。

この記事を書いている僕は、理系大学院卒です。大学院生活で、思考力やプレゼン能力などアップしました。

理系大学生は大学院に進学する方も多いですよね。

自分は就職するか大学院に進学するかどうしようかなぁと悩む方もいると思います。

そういった中で、大学院に進学するとどんなことが身に付くのかや、進学することによるデメリットについても気になると思います。

そこで、理系大学院卒の筆者が、大学院で身に付くことや、デメリットについて経験も含めつつご紹介します。

理系大学院で身に付く力5選

特定分野の専門性

大学院ではある特定の分野をテーマに研究を進めていきます。

同じ大学の大学院に進んだ場合は3年以上、他大学の大学院に進んだ場合でも2年以上は研究をしますので、高い専門性が身に付きます。

特定の分野での専門性があると、研究者になった時に強みとなります。

研究開発職をしていると、「この事業については〇〇さんが大学院での専門知識があるから担当してもらおうか」ということもあります。

口頭発表やプレゼンをする能力

大学院では研究の途中経過を報告する中間報告会や、学会での発表など口頭でプレゼンをする機会があります。

中間報告会は基本的に自分の研究室内で行い、教授や学生からたくさん質問されます。

学会発表は例えば、県外の主要都市で行われ、日本全国の大学の教授や学生の前でプレゼン発表をします。

自身の研究室内においても、教授の質問に変な回答はできないし、他の学生の前で恥をかきたくないという気持ちもあるため緊張しますし、学会での発表も初対面の教授や学生から質問されるため緊張します。

プレゼン能力だけでなく、質疑応答の力も身に付きました。

英語論文を読む力

研究を進めていく中で、他の論文を参考にすることはよくあります。

論文は基本的に英語で書かれているため、わからない単語を調べたり、時には文法を調べたりしながら読み進めていくことになります。

また、研究室内などで英語論文紹介といって、英語論文を読んで、その内容をプレゼン形式で発表するということもあります。

このように、英語論文を読む機会があるため、英語を読む力が養われます。

英語を読む力が身に付きますし、普通に英語を勉強していても知ることのないような、その研究分野特有の英単語までも習得できます。

人に指導する力

大学院生は、配属された学部生の研究の指導を任されることもあります。

上手く教えないと研究が進みませんし、薬剤を使うなど研究の作業内容によっては怪我をする恐れもあるため、指導する力が養われます。

指導している中で、後輩から質問をされることも多々あります。

改めて質問されると、自分が理解していなかったこともまだまだ結構あるなと気付かされることもあり、勉強になります。

社会人になっても後輩社員を指導するといったことはありますので、その際には研究室での指導経験が生かされます。

研究室での指導時の反省点を会社で後輩を指導する際に生かすことができました。

研究職に就きやすくなる

修士や博士の学位が手に入るため、就活でのアピールポイントにもなります。

研究職を志望する場合、中には修士以上という基準を設けている会社もあるため、希望する企業の選考の土俵に上がれることになります。

理系大学院に進学するデメリット

社会人になるのが遅くなる

大学院に進学すると最低でも2年社会人になるのが遅くなります。

入社時の同期よりも年齢が高くなってしまいます。とはいっても同期ですので、年下の同期とお互いにタメ口で話すことになります。

また、学部卒の先輩社員は年下ということになりますが、当然相手の方が先輩ですので、こちらは敬語を使うことになります。

社会人になると年齢は関係ありません。年下の同期と仲が良いですが、普段は年齢の差を忘れており、ふとした時に「そういえば2歳下だったね」となるくらい年齢は関係なくなります。

研究が忙しい

研究が好きではないけど、院は行っておきたいという人にとっては大学院は大変かもしれません。

大学院生は研究がメインとなるため、嫌であっても日々研究に打ち込まなくてはいけませんし、研究内容や研究室によってはバイトもしづらかったりなどあります。

余暇は取れるものの、基本的には忙しい毎日を送るようになります。

お金がかかる

大学を卒業して更に大学に通うため、学費がかかってきます。

大学院卒の方が初任給も高く、生涯年収も高いという傾向はありますが、給料の良い会社に就職した学部卒の会社員の方が年収が高いということもよくあります。

お金をかけて大学院に行く価値があるのかどうかをしっかり見極めて行動に移す必要があります。

大学院でお金がかかるため、お金をかけないように過ごしたいという方もいると思います。

その場合はこちらの記事を参考にしてみてください。

>>大学院生でお金がない時のオススメの過ごし方7選!ノーコストでも楽しめる!

友達がいなくなる場合がある

自分は大学院に進学し、友人は大学4年で卒業し就職する場合は、友達がいなくなる場合があります。

他大学の大学院に進学する場合はもちろん友人がいない状態になります。

今まで友人と学食に行ったり、余暇に遊んでいたという方は急に寂しくなってしまいます。

大学院に進学して友達がいなくなるのはちょっと不安かもという方は、こちらの記事を覗いてみてください。

   >>大学院で友達がいない場合の対処法6選

まとめ

理系大学院で身に付く力5選
  • 特定分野の専門性
  • 口頭発表やプレゼンをする能力
  • 英語論文を読む力
  • 人に指導する力
  • 研究職に就きやすくなる

理系大学院に進学するデメリット
  • 社会人になるのが遅くなる
  • 研究が忙しい
  • お金がかかる
  • 友達がいなくなる場合がある

理系大学院では社会人生活にも生かせる力を養うことができます。

一方で、大学院への進学はデメリットもありますので、その点も考慮し、価値があるのかどうか検討すると良いでしょう。

ご参考になれば幸いです!

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