大学生、もしくは大学院生だけど、人間関係が良好でなく、研究室の居心地が悪い。打開策が思いつかない。
このような悩みを解決します。
この記事書いている僕は、大学院生の時に人間関係の面で研究室の居心地がそれほど良くないと感じていました。
研究室って色んな人がいますよね。
特に理系の研究室は大学院生も多いため、色々な人間関係があります。
人と関わるのが苦手な人、3度の飯よりも研究が好きな人、嫌味を言ってくる人、自慢してくる人、研究をほったらかしで遊びまくっている人など様々です。
そういった環境では人間関係で悩むのも仕方ないでしょう。
とはいえ、せっかく進学して研究室に入ったので、少しでも居心地よく過ごしたいですよね。
そこで、研究室の居心地が悪い時の対処法などご紹介します。
目次
研究室で居心地の悪くなることは多い!理由は?
研究室で居心地が悪いと感じる人は結構います。
研究室で居心地が悪くなる理由としては、例えば以下の3点が挙げられます
順に説明していきます。
閉鎖された環境だから
閉鎖された環境でほぼ毎日顔合わせるため、最初は良くても、次第に他人の嫌な部分が気になるようになり居心地が悪くなってきます。
感じの悪い先輩や、無茶を言ってくる教授などがいる場合でも、研究室という狭いコミュニティーの中ではなかなか逃げられないため、悩みの種となってしまいます。
研究より就活を優先するのをよく思わない人がいるから
研究室の教授や先輩の中には、研究より就活を優先するのを嫌う人もいます。
就活のために研究室を休むことを伝えると、「学生は学業優先するべき」と言われたりする場合もありますし、就活のために少しでも研究が滞ると、先輩から嫌味を言われたりすることもあります。
立場が不安定でピリピリしているから
研究室の院生等は研究など忙しい上に、将来に対する不安もあることからピリピリしている人がいる場合があります。
ピリピリした人が同じ空間にいるのは居心地が悪いですし、さらに悪い場合ですと、こちらに当たってくることもあります。
研究室の居心地が悪い時の対処法6選
研究室の飲み会などのイベントに参加する
研究室の飲み会やバーベキューなどのイベントがもし開催されれば、参加してみるのも良いでしょう。
普段の研究室では、なかなか雑談をしにくいこともありますが、飲み会の場ではお酒も入って少し開放的な状態にもなっていますので、普段あまり話さないような人とも打ち解けることができるかもしれません。
共通の趣味や話題が見つかれば、その後の研究室生活でも、コミュニケーションを取る仲になるでしょう。
話しにくかった人と話せるようになると、当然研究室での居心地の悪さが改善されます。
僕の場合も気難しい準教授がいましたが、飲み会を機に話せるようになりました。
1、2年間だと割り切る
大学4年で卒業する人は約1年間、大学院に進学後修士課程で卒業する方は、約2年間研究室に所属すると思います。
その1、2年間をなんとかやり過ごせば卒業でき、次のステージへと進めますので割り切ってやってみるのも手です。
大学院1年の方で、翌年には嫌いな先輩が研究室を去る予定であれば、1年間過ぎれば居心地の悪さは解消されます。
高校の3年間が一瞬だったように、研究室での1年も案外一瞬で過ぎていきます。
ただし、精神的にきつい場合は、無理はせず対処していきましょう。
うざい先輩は無視か反撃する
先輩とはいっても、ただ自分よりも早く研究室にいただけで、大した権力は持っていません。
あまりにひどい場合は抵抗してみるのもアリです。
社会に出れば、同じ会社内で、同じ大学の先輩が自分の部下になることもあり、筆者の会社においても2例ほどあります。
筆者の場合、研究室で嫌味を言ってくる先輩がいまして、ある時度が過ぎた発言をしてきたため、無視して席を離れたところ、後を追ってきて「ごめんって〜」と言ってきたので、そっけなく対応したところ、翌日ケーキとともに謝ってきました。
それ以降は嫌味を言ってくることはなくなりました。
すこし特殊な例かもしれませんね(笑)
※この作戦はその先輩が研究室内にあまり味方がいない場合の方が良いでしょう。その先輩の味方も敵に回してしまうと、より研究室いづらくなる可能性があります。
研究室以外に友達をつくる
研究室が居心地が悪い場合でも、研究室以外に友達がいれば緩和します。
食事にでも行って、研究室でのことを相談したりできます。
友達がいないという方は、こちらの記事をご参考にしてみてください。
>>【大学院生 友達がいない】対処法6選をご紹介!作るには?
他大学の大学院に進学する(大学院に進学予定の場合)
大学院に進学する予定の方は、他大学の大学院を狙うのもありです。
今の大学よりも、ランクの高い大学に進む(学歴ロンダリング)は例えば以下のようなメリットがあります。
地方大学から京大や東大に進む人も中にはいます。検討してみてはいかがでしょうか。
学歴ロンダリング:現時点で所属している大学よりも高いランクの大学院へ進学すること。
相談する
教授に嫌われて居心地が悪い場合は、大学内の相談担当のところへ行きましょう。
研究室内の院生に嫌われている場合は教授に相談してみましょう。
研究室内の状況を確認してもらえたり、研究室を変えてもらえるなど対応をしてもらえるでしょう。
中退する(大学院生の方)
精神的にきつく、体調を崩してしまいそうな場合は、やめてしまうのもアリです。
せっかく入った大学院かもしれませんが、精神的に参ってしまっては元も子もなくなってしまいます。
「大学院を中退すると就職はどうすればいいんだ、、」となるかもしれませんが、転職サービスを利用すればOKです。
【UZUZ】は20代の理系に特化した就職、転職サービスです。大学院を中退してしまったという利用者も多く、就職実績もあります。
お金は一切かからず無料で利用できるため、在学中であってもカウンセリングを受けてみても良いでしょう。
※完全無料なのは、転職エージェントは内定先の企業から紹介料として報酬をもらうからです。
研究室と自宅の往復だけだと情報が遮断されてしまいますが、実際にカウンセラーと相談することで、「こんな道もあるんだ」と現状を好転できるきっかけになり得ます。
ぜひチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
研究室の居心地が悪い時は上記のことを試してみてはいかがでしょうか。
環境が良くなれば学生生活が充実します。
あまり改善できなかったとしても、企業に内定をもらい、なんとか卒業して社会人になれば、新しい環境になりますし、使えるお金も増えて楽しい社会人生活を迎えられると思います。
ご参考になれば幸いです!