初心者の方はクラブを短く持って練習すると良いと言われることがありますよね。
ゴルフクラブを短く持つと上手く打てるからそのまま継続したいけど、周りの仲間に「何で短く持ってるの？」とか「長く持たないと飛ばないよ」とか言われて恥ずかしい気持ちになってきて、長くグリップしようか悩んでいる方もいるのではないでしょうか。
この記事で悩みが解決できれば幸いです！
目次
クラブを短く持つメリット
ミート率が上がる
クラブを短く持つとミート率が上がります。
ミート率が上がると飛距離もアップするため、長く持つ時に比べて飛ぶ可能性もあります。
まっすぐ飛びやすくなる
クラブを短く持つことでスピン量が減り、曲がりを抑えたショットができます。
方向性が良くなるとOBやハザードを避けることができるため、コースでのマネジメントがしやすくなります。
コンパクトにスイングできる
コンパクトにスイングでき、ミスショットも減ります。
ダフりやチョロといったミスが減るため、安定したラウンドができます。
クラブを短く持つデメリット
ナイスショット時の飛距離が落ちる
短く持つとナイスショットの確率が上がるため平均飛距離は伸びますが、会心の当たりをした時では長く持った際に比べて飛距離は少し落ちます。
飛距離よりも安定性が欲しい方は気にする必要はありません。
仮に飛距離が足りない状況があれば番手を上げて対応すると良いでしょう。
人によっては握りにくい
ゴルフのグリップは円錐状になっていますので、短く持つと細い部分でグリップしなくてはなりません。
グリップが細いと握りにくいと感じる方には向いていないかもしれません。
握りにくいと感じていても、練習しているとわりと慣れていく場合もあります。
球が上がりにくくなる
短く持つとしなりにくくなるため、球が上がりにくくなります。
グリーンにも止まりにくくはなります。
アゲインストやトラブルなどで低い球を打ちたい時などに有効です。
クラブを短く持つプロは？
例えば、以下の選手はクラブを短く持つプロです。
ご参考にしてみてはいかがでしょうか。
今平周吾選手は2018年、2019年に賞金王を獲得しています。身長165ｃｍと体格は大きくないですが、実績を上げているプレイヤーです。
今平選手もトミー・フリートウッド選手も短くグリップしていますが、ドライバーで300ヤード前後飛ばします。
女子プロ選手の田辺ひかり選手も短くグリップする選手で、かなり短く握っている印象です。
Embed from Getty Images Embed from Getty Images Embed from Getty Imagesクラブを短く持つのは恥ずかしい？
恥ずかしいことではありません。
ミスショットを連発する方がよっぽど恥ずかしいですしメンタルにも来ます。
ゴルフは上がってナンボのスポーツですので、そのホールを上がる打数が重要で、クラブを長く持ったか短く持ったかなんて問題にならないですよね。
中には短く持つことに対してダサいとか言う人もいますが、スコアで勝てば問題ありません。
何か言われた場合は、「今平周吾選手も短く握ってますよ」と言えば少しは相手も納得するかもしれません（笑）
短く持っても上手く打てない場合は？
クラブを短く持ってナイスショットの確率を上げてもなおミスショットが出る場合は、スイングに問題がある可能性があります。
練習の内容やスイングを修正していく必要があるかもしれません。
なかなか上達しない方は【ゴルフ 上手くならないのがストレス】対処法をご紹介！上達するには？も合わせてチェックしてみてはいかがでしょうか。
まとめ
ゴルフクラブを短く持っても恥ずかしいことはありません。
仮にクラブを短く持つことと、ミスショットをすることのどちらが恥ずかしいか比べるとすると、ミスショットを連発してスコアが悪くなる方が恥ずかしいのではないでしょうか。
短く持つと以下のようなメリットがあるため安定したラウンドに繋がります。
クラブを短く持つプロゴルファーもいますので、短くグリップしたい方も自身を持って良いと思います。
ご参考になれば幸いです！
